老人クラブ大学講座 ② [日記・雑感]
8月8日
8月7日は、地域のお盆行事 施餓鬼 が寺院で執り行われ
午後の部に 亡き人の供養に出かけてきました。
IY堂にお供え物を購入に行き、寺院に 本堂には参拝者が足の踏み場もない程
扇風機のみの涼の中で、順番を待ち焼香を、後はお盆と帰省してくる息子家族を
迎える準備が・・・ 待っています。
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老年医学
高齢化社会の到来 加齢現象への興味
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老人医療保険制での限界 基礎老化学の萌芽
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臓器別診療の弊害 寿命への挑戦
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包括的医療の希求
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福祉との連携 ・・・・・・・・・・ 老年医学の発展
日本における老人医学の必要性
1:日本の医療は専門医療や救急医療に適応するように整備されてきた。
その結果高齢者への医療行為には適応しているとは言えない。
2:高齢者は様々な種類の医療サービスを必要としているが、その内容は
不明確であり、地域ごとに異なっている。
老人医療における一貫性がない。
老年医学
・ 老年医学は内科学から独立した分野である。
・ 内科学の延長に有るものではない。
・ 評価法や治療戦略などにおいて高齢者に適応する原理を持ち医療体系を
有するものである。
これからの老年医学
老年医学はまだ無いに等しい状態である。これから作らねばならない。
・ただ最高の医療をしておればそれで済むことではない。
・現在我々がしている医療や介護が妥当でかつ適正であるのか
老年者がそれに納得し、満足したのかをトータルに検証せねばならない。
これからの老年医学
医療の手抜きが、残念ながら『 老人病院 』では少なくない。
一方で全く効果のない医療が漠然と行われている。効果のない医療をしたとすれば
それは医の倫理に反する誤りである。
これらを厳しく検証しエビデンス(証拠)を蓄積せねばならない。この検証に耐える
高齢者医療を確立した時初めてそのアイデンテイテイ(正体)を確立したと言える。
日本老年医学会の立場表明
『高齢者の終末期の医療およびケア』に関する日本老年医学会の立場表明
立場ー1
高齢であることや自立能力が低下しているなどの理由により、適切な医療および
ケアが受けられない差別に反対する。
『論拠』適切な医療及びケアを受ける権利は侵すことのできない基本的人権である
この権利は、重度痴呆患者など判断能力が低下している患者にあっても保障
されるべきものである。
老年医学への問い
・『人の最大寿命を延ばすことが社会に利するか?』
・この問いへの答えが現代の老科学研究の道案内になってきた。
・我我の与えられている知識からすると限界はあっても健康で活気ある
人生を選ぶ方が不死の霊薬をむなしく求めるより有益であると結論された。
卑しい老人
『 老年は青年より劣るものではない、 老年が青年を演じようとするときにのみ
老年はいやしいものになる 』 ・-・ ヘルマン・ヘッセ ・-・
老年医学とは
高齢患者が医療の求めるものは成人とは変わってくる。
その治療体系をつくるの老年医学である。
老年医学ではその治療効果を死亡まで追求し多面的でトータルに
かつ老年者の価値観で評価せなばならない。
老年医学は老年者の立場で老年者の希望を実現する医学である。
聴講時には理解できたような内容も、テキストを読み返すと難しい
(N大学・名誉教授の講演内容は老人には少し高度過ぎの感)
学んだことは、運動と(1日4~5000歩でOK) 食事(暴飲・・・多食を避ける)
健康で長生きの道らしい \/
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2019-08-08 23:31
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